注意深く雑談


念入りに
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コワイお局さん、正直言って見下してた私・・・

震災の前、私はある財団法人に派遣で勤めていました。公務を請け負ってるところだから、給料とか待遇はいいんですが、観光案内とか地方物産の小さいお店も運営していて、一般の来客も沢山ある所だったんです。そこに、お店の責任者であるAさんがいました。

40代、独身。

髪をきゅっとアップにして、接客があるからとても身奇麗にしてスタイル良くて、ホテルや百貨店の受付とかに居そうなタイプです。

仕事はとても出来るし、お客さんや業者さんの評判もいいんだけど、私達仕事仲間には厳しくて、何でもずけずげと言う人でした。その会社は、役員たちはほぼ天下りの人で、働かない。少ない正社員が仕事を廻して、店員や私のような事務補助は派遣かパートなんです。

だからみんな結構忙しくて、怠けたり遊んでる人は少なかったと思うんです。でも、Aさんはお店のパートの人達がミスしたりふざけ合ってたりすると、バックヤードで凄くキツく叱るんです。

だから、事務所の人達は『あの人が上司でなくて良かったね』って言ってたし、お店の若い子が気に入ってる男性職員とかも『ババアになるとああなんだよね』とか馬鹿にしてたんですよ。

でも、震災で電気も水道も全部止まった時のこと。私達の街は内陸だったから、津波はなかったけど、インフラが全部止まりました。電車もバスも。ガソリンスタンドは閉まったし、供給できる所が無くなって、クルマはあっても使えなくなったんです。

会社のビルは数日なら非常電源がつくから来いと言われて、近場の人は歩いて集まって、壊れたものを片付けました。床に飛び散った食品や割れ物の山。責任者は、自分は来ないくせに電話で「商品は法人の財産だから、そのままに。勝手に持ち帰らないよう」と言ってきました。私達はお弁当も無いありさま。

その時Aさんが部長に電話して、抗議してくれたんです。有志で出てきた従業員に、水や食物を売って下さい。法人の財産を腐らせて損害を与えるより、正しい対価で販売したほうがいいと思います、って。お陰で、断水したアパートに住んでた私達は水やジュースやレトルトのカレーとかを買えたし、お風呂は入れない子は、Aさんがビル警備の人に掛けあって(個人的に仲良くしてたからです)障害者用トイレの温水洗浄槽で髪を洗わせて貰ったりもしたんです。

その時、「これは絶対内緒だよ、私の越権行為だから」って言ったAさんは、すごく優しい笑顔でした。

電車もガソリンスタンドも、一ヶ月近く復旧しなくて、水や電気は地域で違ったけど、お店もなかなか営業しませんでした。私はアパートのトイレが使えなくて、それにトイレットペーパーが無くなりそうで、ボックスティッシュとか使ってました。

親は他県だし一人暮らしで頼る人もいなくて、仲良くしてる同僚も「うちも無いよ、困ったるよ」ってだけ。それはしょうがないけど、私が余裕があるモノをあげたり貸したりした相手も、聞かないフリでした。そしたらAさんが「うちには年寄りが居て、買いだめの在庫があるから」って12ロール持ってきてくれたんです。

その時、道路がヒビ入ってバスも通ってなかったから、Aさんは、自宅から6キロ歩いて通勤してたんです。それなのに、トイレロールを持っててくれて。それを見ていた同僚たちが「私も私も」って騒いだので、それから何日かトイレロール下げて持ってきたくれました。Aさんは私ともう二人、アパートに一人暮らしの子のことはとても心配してくれて、優先的に出勤にしてくれました。仕事はほぼ無いけど、給料は出るし、ビルは暖かくてトイレが使えるから。

なんで今までバカにして悪口言ってたんだろうと情けなくて、ある時、二人だけになった時お礼を言ってたらとうとう泣いてしまったんです。

そしたらAさん、「一人暮らしで寂しいとか心細いって、私も経験あるからね。誰もまるきり一人じゃ生きていけないって、若いうちに思い知るっていいことだよ。」って言ってくれました。

「一緒に仕事してる仲間が困ってたら、自分にできることしてあげるのは当然だよ、今度私が困ってたら助けてね」って、冗談っぽく。私は優しいんじゃなくて、トシとってそういう事が身にしみて解ったんだよ、と言ってました。

このことで、自分がいかに思い上がっててバカだたかも解りました。本当は優しい気持ちを持っている正しい人や真面目な人を、煙たがる方が悪いんだって。今は引っ越してしまったけれど、Aさんのことは、自分の心の師匠だと思って絶対に忘れません。
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# by r7a7f9egc9e | 2016-01-25 12:49 | 反省

苦しい時だからこそ気付けたこと

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私は今20代後半ですが、何年も前から叶えたい夢がありました。

それは「自分のお店を持って経営する」ということでした。

大学新卒で大きい会社に就職し、5年ほど働きましたが、どうしても夢が諦めきれなかったので、一度きりの人生、後悔したくないと考えて思い切って転職しました。

転職先は飲食店でした。

自分の夢の為に、今まで勉強できなかった経営のことや調理のこと、店舗を運営するということは具体的にどうゆうことなのか、しっかり頭に叩き込もうと思いました。

労働時間ももちろん長く、お給料も少なかったですが、夢のための勉強であり必要なことだと考えていました。
今振り返ると自分の身を削りながら必死で働いていたと思います。

仕事、仕事の毎日で、付き合いがあった友人ともあまり会えなくなり、次第に余裕がなくなっていきました。

転職してから2年が経った時のことです。

私は飲食店も何店舗か移りながら働いていたのですが、一番最後に働いていたお店は大変な職場でした。

いじめのようなこともありましたし、お給料もきちんと支払われなかったり…。書き出したらキリがありませんが、働いているうちに、自分の心が細くなっていくような気がしました。

でも、ここで辞めたら自分の夢も潰えてしまうという気持ちがいつも強くて、辞めたくても諦めずに頑張らなければといつも考えていました。

自分で自分の首を絞めていたのだと思います。

そして結局、ある日限界がきてしまいました。

我慢して無理をしていたことで気持ちが爆発して、辛くなりお店を辞めました。

自分の夢も潰えたような気持ちになって、誰にも合わせる顔がなくなり、家を飛び出してしまいました。

今振り返ると、いい大人が恥ずかしいことをしたなと思います。

一人でいる間、いろいろなことを考えました。

当時はとてもネガティブになっていて、前向きに考えることが出来ませんでした。

そんな時、ぼけーっと自分の携帯の受信メールを読み返しました。

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友達とのメール、家族とのメール、他愛もない会話を読んで、不思議と涙が止まりませんでした。

どんな自分であっても、今までもこれからも普通に接してくれる人は必ずいると思えてきて、少し元気になりました。

今は、夢とは少し離れた仕事をしていますが、夢がなくても毎日が楽しくて幸せです。

朝起きて、挨拶が出来る家族がいて、会いたい時に会いに行ける人達がいることは普通なことかもしれませんが、こんな普通な毎日が自分を支えてくれていると思います。

当たり前のことを当たり前だと思わずに、大切に毎日を過ごしていきたいと思います。
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# by r7a7f9egc9e | 2015-12-17 09:42 | 反省

期日の確認は非常に大切

外回りの仕事をしていました。
といっても営業ではなく、アフターフォローという名目で顧客を訪問し、自社製品に対する満足度の調査、競合他社の動向などの調査を目的とするものでした。
先輩から地区を引き継ぎ、一件一件顧客を訪問する日々。
特に問題もなく、担当の方と仲良くなって情報をもらうという、気楽と言えば気楽な仕事を楽しんでいました。

そんな中、ある企業の担当の方にとある質問をされました。

すぐに答えられる内容ではなかったので、調べてご連絡しますねと返答しました。

その方は、「急がないので、よろしく」と言われました。
自社製品に対する質問ではありましたが、緊急を要する案件でもなく、私は後日資料とともに返答しようと再び訪問しました。

もともと、アフターフォローも飛び込みで行う方式だったこともあり、その日も飛び込みで行ったのですが担当の方はたいへん憤慨していました。

そう、私とその方の「急がない」という言葉の解釈にかなりのギャップがあったのです。

まず、その方はその日のうちに電話で返事をもらえると思っていたとのこと。
遅くとも、翌日には連絡があるだろうと思っていたそうですが、私が訪問したのは4日以上たっていました。
前の担当の人だったら、絶対にその日のうちに連絡をくれていた。

返答が用意できなくても、今このような形で調査をしているので何日後くらいには返答ができるという連絡を当日にくれていた。

私は、社会人としての常識がない。前の担当に戻してほしいと辛辣に言われ、その場ではひたすら謝ることしかできませんでした。

もちろん、持参した資料など後の祭り。説明もいいわけもすることができませんでした。
社に帰って上司に報告し、所長、前任、私の三人で再度お詫びに伺いました。

「急ぎませんので」「また今度でいいので」「いつでもいいよ」

こういう、一見期日にこだわりのないような言葉は、ビジネス上、以後あいまいにすることはやめました。
あと、普通のアフターフォローなら突然の訪問もいいとして、質問の回答に資料とともに訪問するのにアポイントを取らないのも非常識だと言われました。

当時面と向かって叱責された時は堪えましたが、確かに私の未熟さが招いた事態でした。今となってはいい勉強になったと思います。
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# by r7a7f9egc9e | 2015-03-09 10:07 | 反省

白紙のFAX

最近はFAXなど使用していないかも知れませんが、つい10年ほど前は、まだ現役で仕事でもばりばりに使ってました。

今回紹介するトラブルは、私がそんな仕事で使用していた時代のトラブルです。

その時、私は関東の本社から、近々納入して頂く、製造装置の納入前立会いに、発注先のメーカーの工場がある、大阪まで来ておりました、今では信じられないかもしれませんが、当時はまだ議事録は手書きで白板等に書いて、その内容をプリントアウトして両社議事録として保管するという仕事のやり方でした。

また、この議事録は重要な意味があり、内容によっては主契約の仕様書よりも、効力を発揮する書類になっていました。よって、議事録については、出張時は本人が帰社するより早く、まずは上長に対してFAXで送付して内容の確認を頂くということが重要でありました。但し、それは出先でのことなので、FAXで送付するということも中々手間が掛かることでした。

いつもなら、出先のメーカーの担当者にお願いして自分の名刺を渡して上長宛で送付してくださいと、依頼するだけで終わりのことも有ったのですが。その時は時間も余裕があったので、メーカーでの立会い完了後、コンビニで自分で送れば良いかなと思い、メーカーの担当者にお願いせずに、そのまま議事録を持って帰りました。さて、宿泊先のホテルに一旦チェックインして、夕食までの時間にコンビニでFAX送付をしようと、コンビニに向かいました。初めて使うFAX操作に四苦八苦しつつ、なんとか上長宛に送信ができたようです。

数分後、到着したであろう時間を見計らって上長に連絡を入れます。着いてると思うので見てくださいと、上長に電話で連絡をして、確認して頂きましたが、まだ到着してないとの返事、念のため、再度時間をおいて確認をして頂きましたが、結局到着はせず。もう一度、こちらから送付するということにしました。FAX番号を念入りに確認し、送信です、あのFAX特有のピーヒョロローという通信音もしてます、間違い無く今回は送付できているようです。

今度は時間を十分おいて、上長に連絡、自信を持って確認をして頂きましたが、結果は、、、到着していないとの返事。その時上長から、本社のFAXから白紙が出てるけど、もしかして、裏表逆に送って無いよねと言われました。そんな初歩的な間違いをする訳ないだろと、今一度確認したところ、、、その通りでした、ガーン。

教訓使い慣れないFAXには注意しろ、でした。
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# by r7a7f9egc9e | 2015-02-17 10:21 | 反省

入札で仕事を落札したまではよかったのですが、、

私は家電販売の会社に勤めているのですが、今までで一番大きな仕事の失敗は、見積もり入札をして落札できた納品を全てキャンセルする羽目になったことです。

もう10年くらい前になるのですが、会社がある市の市役所で市役所内のパソコンを全て買い替えると言う非常に大きな見積依頼がありました。

これは競争入札だったため、見積りで争う相手がいたわけですが何とか粗利を削って入札金額をだし、見事に落札できました。

落札できたのはパソコン納入500台で1台6万円程度の納入金額だったため金額にして3千万円の仕事でした。

メーカー側は500台用意できると見積もり段階では言っていたのに、いざ落札出来て発注をしたところ、パソコンが500台どうしても揃わないという連絡がありました。

慌てて他メーカーのパソコンも探しては見ましたがもちろん一度に500台揃うわけもありませんし、何よりパソコンのスペックも伴わないという状態だったため、非常に焦りました。
メーカーが準備できると言ってきた台数は200台程度で、残りの300台はどうしても手配が出来ない状態になりました。発注した時期が運悪く新機種との入れ替え時期だったため、メーカー側も台数を確保できなかったようです。

メーカーにもかなり食い下がりましたし、なんとかしてくれと懇願しましたが出来ないものは出来ないという返答でした。

入札でなく、確実に購入が決まっているのであれば前もってメーカーに話をして台数確保も出来たのですが、あいにく入札で購入先を決める形だったため、台数の確保を行なえなかったのが失敗でした。

一括納入以外の方法は一切ダメだと言うことでしたので、泣く泣く落札したパソコンの納入を諦め、市役所には断りの連絡を入れました。

運が良かったのは落札後に辞退しても何ら違約金などが発生しないという内容でしたので、その点では非常に助かりました。3千万円の納入キャンセルですから、もし違約金があった場合我が社の出費は計り知れない物になっていたはずです。

この失敗で学んだことは、やはりあまりにも大きな入札は行わないほうが良いと言うことです。我が社はあまり大きな会社ではないので、あまり身の丈に合わない仕事は請け負うべきではないのかもしれないとしみじみ思いました。
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# by r7a7f9egc9e | 2014-12-09 14:12

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